あ さ が お の 基 本 方 針
在宅で生きるための力を養い、可能な限り活躍できる環境を維持し、人生を応援する
生きるための力とは、独力で出来る事を増やしそして周囲に受け入れられる事で、心理的・精神的にも自信を取り戻す事。
活躍できる環境とは生きていくための力を日常生活に活用する事で役割を担い、【わたしが今、ここにいる】事が重要であると周囲の関係者共々、認識している世界を指す事。
人生を応援するとは人間への尊重および敬いの心を基礎として人生の尊さを形にすべき真摯な対応でご利用者の方々の人生を応援する事を指す事。
たとえば車いすのメリット
車いすって、便利ですよね
移動する時、させる時、とても効率的に物事が進行します。買い物に行ったり、お花見をしたりと外出を可能にさせてくれます。とても楽な姿勢で座る事が可能です。座ったまま、生活を進行させる事ができます。
などなど、生活する上で非常に有意義な乗り物ですね。
たとえば車いすのデメリット
車いすってある意味、普段動かない人や動かせない人にとっては少々、難儀な乗り物かもしれませんね。
自分で操作したり、動こうとする気持ちがないと座るだけのイスになります。多くは車いすに乗車したまま入れる施設や環境しか選択できない傾向があり、躊躇してしまいがちです。筋肉の緊張を維持する事や、咄嗟の筋力発揮をする機会が減りがちです。運動する機会が減る事での筋力の低下や、運動とエネルギーバランスの崩れにより体重の増減を起こす事もあります。
など、生活する上で困ってしまうところもあるようですね。
私たちの考え~デイサービスあさがおの取り組み姿勢~
私たち、デイサービスあさがおのスタッフは、こう考えます。
車いすの使用場所と使用理由を考えよう。
自力で若しくは介助で、車いすのメリットである移動手段の確保がなされる場所または体力の維持継続が困難で、移動距離が不足がちな場合・・・
など、必要な資源を必要な能力で用い、自らの力を表現できるために車いすを活用しようと考えます。
家屋内では病前のように過ごそう。
病前のように過ごす…。簡単なようで難しい、そして逆も然り。着眼点はどこか?
それはその方自身の体の筋力や高次脳機能の維持・改善・向上です。
イスに座る、立つ、歩く、活動するなど、一般に言われるADL(日常生活能動作)の活用です。これらを日常的に使用することで、知らず知らずのうちに筋力低下などを予防しようと試みています。
だから、あえてソファやイスに座り、歩くのです。すなわち、施設内で車いすは使用しません。もちろん疾患等により困難な場合もございますので、この限りではございません。
取り組み姿勢
「今までの」という部分は人の心に何かを残します。病気になっても個人・個性は保たれる。
介護者側の押し付けにならないよう気を付け、お客様と話し合いをもち対応にあたらせていただきます。
そして、リハビリテーションの専門家を含め、デイサービスあさがお職員一同が計画に則って実施します。
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